全てのシーンが網羅されているか
- 2018.10.09
- コラム

全てのシーンが網羅されているか
練習メニューを構築する上で<試合で起こる全てのシーンが網羅されているか>は大切です。例えば攻撃の練習しかしてなければ守備の時に困ってしまうし、ゾーンの守備対策ばっかりしていてはマンツーマンの守備に困ってしまいます。
そうならないためには<大枠から少しずつ分解して行くこと>が大切です。
例えば、フットサルでよく言われる局面の分け方として
①定位置攻撃→②攻撃から守備へのトランジッション→③定位位置守備→④守備から攻撃へのトランジッションが一連の流れとしてあり、独立して⑤セットプレーがあるという考え方があります。
このような観点を持っていると自分のチームに何かに偏っていないかを見つけやすくなると思います。このブログも全てのシーンの練習を網羅するためにこのような分け方でメニューを構成しています。
最低この5つのコンセプトをおとしこめたら、さらに派生していきましょう。
定位置攻撃なら相手がプレスかハーフか、マンツーマンかゾーンか
トランジションなら、自陣か敵陣か
定位置守備なら相手のシステムが3-1か4-0か、もしくはその他か
といった具合です。
大きい枠組みからシチュエーションを分解して細かいシチュエーションごとに考えて行くことでどんな状況にも対応できるチーム作りができるようになります!
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