言葉の曖昧性
- 2018.10.09
- コラム

言葉の曖昧性
チームの練習中、指導者から練習のポイントを説明されて 「さあ、始めよう!」となった時、選手によってポイントの解釈が全然違うというのは良くあることです。
例えば、プレスの練習で何度「ボールに寄せろ」と伝えても改善されない選手がいました。<ボールに寄せろ>。この一言であなたはどのような距離を想像しますか。この時、その選手は自分はボールに寄せていると思っていたのです。しかし、指導者は何度も繰り返し言います。
このような事態の原因は<言葉の曖昧性>にあります。寄せろ!という指示は人によって解釈が異なります。これを、<相手を手で触れられる距離>としてみたらどうでしょうか?ただ寄せろ!と言われるよりも具体的に距離感をイメージできます。曖昧さを排除した表現を心がけることで変わって行く選手もいるかもしれないので是非考えてみてください!
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